映画「キアロスタミとの76分15秒」&「Take Me Home」
b0056570_0354476.jpg

東京国際映画祭が六本木で開幕中です。
夏に亡くなったイランの映画監督アッバス・キアロスタミの最後の短編作品と、キアロスタミ監督と長い付き合いのサマディアン氏によるドキュメンタリー作品の2本が同時上映でした。

「Take Me Home」は16分の短編映画。
ボールがボムボムと階段を跳ねて転がっていくだけなのですが、不思議とドラマがある。
どこまで行っちゃうんだろうという不安とワクワク感。
イタリアが舞台で、ラストではホッとさせられる、キアロスタミ監督ならではの内容でした。音楽も良かった。

続いての「キアロスタミとの76分15秒」は、キアロスタミ監督の素顔というか、飾らない自然体の姿を見ることができました。貴重!
同業の監督仲間に「近くまで行ってお礼言えよ」というアドバイスをするところに、日本人が好む心配りのようなものを感じました。

上映後、サマディアン監督と通訳の女性(キアロスタミ監督の右腕的な存在)が登壇、色々なお話を聞けました。
今回の「キアロスタミとの76分15秒」は、キアロスタミ監督が生きたのが76歳と15日だったところから付けたタイトルだそうです。
アメリカに住むキアロスタミ監督の息子さんからの依頼で、急遽新旧の映像を集めて、76分15秒にまとめたのだとか。
また、イラン国内での映像に限定したそうです。

高校生の時に「友だちのうちはどこ?」に出会えて本当に良かった。キアロスタミ監督の全部の作品を見てるわけではないのですが、監督を好きでいて良かったなぁと今回しみじみ思いました。
新作がもう見られないのはとても寂しいですが、御冥福をお祈りしたいです。
[PR]
by manic-friday | 2016-10-28 00:35 | ★manic?な日常 | Comments(0)
<< mt ex at CLASCA目黒 日比谷公園ガーデニングショー2016 >>
AX