テレビを見ていたら、「東湖園が閉園」というローカルニュースが。
江戸時代、池田氏の側近・丹羽氏の邸宅(下屋敷)だったそうですが、現在は個人の所有となっており、固定資産税など維持が困難ということで、12月3日に閉園することが決定したそうです。
自転車で行ける場所だったので、12月1日に行ってみました。(通常は予約制でしたが、この日は公開日←とテレビで言っていた)
5分も経たずに到着。
松山さんという方が、ここの所有者。お金持ちだなぁ。
400円の入園料を払って中へ。入ってビックリ、素敵な庭園でした。
中央に大きな池があり、その周囲を見て歩ける回遊式庭園。
どこから見ても絵になる風景・・・のはずが、後方にマンションが。残念。
ガラス戸にも紅葉が写ってきれい。
真っ赤な紅葉がお見事。
歩いていたら、小さい七重の塔がありました。
小さい橋も何箇所か架けられていました。
三国志に出て来そうな中国風の椅子セットがあちこちに。
これなんか特に三国志っぽい。
所有者の趣味でしょうか。
蔵もありました。
水上コテージ風。
舟もありました。(壊れている)
舟着石もあったり、とことん優雅。
茶室があるこの建物には入れるとのこと。(茶室からは入れません)
建物の入口。
茶室。狭い部屋が落ち着く・・・。
ほうじ茶をご馳走になりました。
茶室からの眺め。素晴らしい。
外から見えてた部屋ではカップルがお茶飲んでたので、廊下を通るだけ。
箱根湯本の「暁亭」の建物(山縣有朋の妻の茶室)を思い出しました。
舟着石は入口から入ってすぐのところにありました。
茶室へ行くのにここから乗ったのでしょうか。
なにしろ、見事に真っ赤。
人も少なく(私の他に3人でした)、静かで美しく、なんて素敵な場所なんだろう・・・とシミジミしましたが、だから閉園するわけで(;^ー^)
岡山県か岡山市が買い取って、管理すれば良いのでは。
って、それも大変なんでしょうけれど、もし庭園自体を壊してしまうというなら非常に勿体ない話です。
なんとかならないかなぁ~。