「風立ちぬ」、先ほどレイトショーで観て来ました。
館内は満席でした。主に大人の男女半々くらい。
声優陣も主役が庵野秀明、ということ以外は何も知らずに行ったので、かえってそれが良かったです。
庵野監督の声は、ちょっと老けすぎだろー・・・と思いましたが、たまにすごくいい時があります。不思議。
(宮崎アニメの眼鏡男性キャラはムスカを除いて皆棒読みだ。。。)
内容は、宮崎駿の趣味1000%フルスロットルといった感じで、とにかく乗り物が出てくる。
飛行機はもちろん、船、汽車、バスなど男の子の好きなものだらけ。
そこに薄幸の美少女。モネの絵画のように、風になびくドレスの裾と白いパラソル。
タイトルの通り、常に色々な風が吹いていました。
特筆は音楽。
久石嬢の音楽があってこそのこの作品ではないかというほど、全編において素晴らしいと感じました。
極めつけにユーミンの「ひこうき雲」。
思いがけず泣けてしまいました。。。(;_;)
同行の母は、中盤から寝てしまい、いびきまでかきそうになってたので突っついて起こしましたが・・(怒)。
美術スタッフの写真のような背景(
めがね橋が出た ^^)にも感動しました。
この物語をアニメーションで見る意味は、この美術にあるような。
今作は音楽と美術によって良作になった感あり。(個人的に)
何と言っても、宮崎駿監督本人が好きなように作ったことが、よーーーくわかりました。
だからか、とても良い作品でした。
「もののけ姫」以降なんだか迷走してるようだったので、「紅の豚」に近いような感じで私は好きです(^^)
先日、池袋西武での原画展のチケットをもらったので、近々行って来ようと思います♪
楽しみです☆