人気ブログランキング | 話題のタグを見る
映画「抱擁のかけら」
映画「抱擁のかけら」_b0056570_12505874.jpg
水曜日に「抱擁のかけら」(「それってFFのアイテム?」by相方)、新宿ピカデリーで観てきました。
レディースデーで、夜9時50分の回は満席に近く(驚いた)、予約していってよかったです!
映画「抱擁のかけら」_b0056570_12574572.jpg
<あらすじ>
2008年のマドリード。
かつて映画監督として活躍していたマテオ・ブランコは、14年前のある事件で視力を失い、以来ハリー・ケインと名乗って脚本家となり、当時の記憶を封印して違う人生を生きていた。
そんなある日、ライ・Xと名乗る男がハリーの前に現われ、自分が監督する映画の脚本を執筆してほしいと持ちかける。
やがて、男が自分の封印した記憶に深く関わっていることに気づくハリー。
それは、甘美な恋と激しい嫉妬、恐ろしい裏切りに満ちた愛の物語だった──。

1994年、新進監督だったマテオは、オーディションに現われた美女レナに一瞬で恋に落ちる。
しかし、彼女は富豪エルネストの愛人だった。
2人の関係を疑うエルネストは、映画の出資を申し出る一方で、息子のJr.を監視役として送り込むのだったが…。
(all cinema より抜粋)


映画「抱擁のかけら」_b0056570_1335766.jpg
”愛と出逢い、愛が壊れ、愛が再生する”・・・本当に面白かった!

レナとマテオの”世界を敵に回しても”な愛、エルネストのレナへの歪んだ愛、ジュディットの複雑な女心、色々な愛と思いが交錯して、最後にはアルモドバル監督特有のビックリネタが明かされ、それでも爽やかな余韻を残してくれます。

なんと素晴らしい脚本、それを上回る素晴らしい俳優陣。
映画はいいなーと思える、力強い作品でした。
映画「抱擁のかけら」_b0056570_1315068.jpg
ペネロペ・クルスはまさに「美しすぎる」上に、演技が巧い。
現代の映画界において実力トップの女優なんではないでしょうか。
映画「抱擁のかけら」_b0056570_1327995.jpg
ときにヘプバーン、ときにM・モンローetc.、すべての美女の要素を兼ね備えている気がしました。
映画「抱擁のかけら」_b0056570_135534.jpg
劇中劇「謎の鞄と女たち」もなんだか面白そう。
それはそれで観てみたいような・・。


ほかに見所は、女性たちの服装!皆、脚がきれいでうらやましい。
あと、大富豪エルネスト(実際仕事はしてたのかな?ってくらい色ボケじじいですが。)の邸宅、マテオの事務所、ジュディットの家、海辺の貸し別荘など、どの家のインテリアも素敵!
ウォーホルの絵も印象的でした。
映画「抱擁のかけら」_b0056570_137644.jpg
この海外用ポスターはウォーホル風ですね。
(日本もこれでいいのになー。)

抱擁のかけら  公式サイト
by manic-friday | 2010-02-12 13:17 | ★映画 | Comments(0)
<< ハンバーガー イーストビレッジ@池袋 本格珈琲 昭和@池袋 >>
AX