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映画「戒・色(ラスト、コーション)」
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「ラスト、コーション」、上映が終わる前に観て来ました!
【あらすじ】1942年、日本軍占領下の上海。
ごく普通の女子大生チアチー(タン・ウェイ)は、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。
やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。
さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷淡で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うチアチー。
やがてその若さと美しさを武器にイーの心を捉えることに成功。二人は逢瀬を重ねていく。
しかし暗殺の時期を狙いながらも、チアチーの心は微妙に揺れはじめる…。
(all cinema onlineより)

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チアチーはまるで”くの一”でした。女スパイはこうして作られた、みたいな。

お国のため、ではなく、純粋に片思い中のクァンに好かれたいがために協力している普通の恋する女の子だったのに・・(`3´) 全部クァンが悪いっ!←女子目線

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チアチーがイーに手篭めにされる3年前にクァンと結ばれていたならば、イーの情熱にほだされることなく冷徹に暗殺決行したんじゃないかしら?と思いました。残念でなりません(>_<)

イーがチアチーへの愛の証として贈った指輪(イーの妻がほしがっていたのよりも大きな6ctの「鳩の卵のような」ダイヤの指輪)を見たときは、なんか泣きそうになってしまいました(;_;)ホロリ
最後の連行場面も切ない・・。イーの心情も含めて。

それでまたイー役のトニー・レオンがエロいことこの上ありません(≧◇≦)キャッ
「2046」以上です。そりゃもう大変でした!
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冷気を放っているような、クールな色気ムンムン~(´∀`)


それにしても、全体的にスゴイ映画でした。
1%の無駄もなく、あくびをしてる暇もないほど、緻密に計算され尽くした完璧な脚本だと思います。
「色仕掛けで接近していく中で展開していく男と女のギリギリの心理戦がスリリングに綴られている」という文章を読みましたが、まさにその通り。
2時間半あっという間でした。

また、チアチー役のタン・ウェイという女優、普通の女の子なのに、一瞬目を閉じて、開けた次の瞬間には妖艶な美女の顔になっている!!
目が合っただけでムラムラくるような色気、ってどうやって作り出すのか??見習いたいもんですな・・。
ただ、あんなに身体張っちゃって、「愛人/ラマン」のジェーン・マーチじゃないけど、次のお仕事が無事に来るのか心配です。
今日のニュースに出てましたが>>>yahooニュース「CM放映禁止」

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映画館でポストカード買ったら、やけに大きかったです。(写真右)全部で3パターンありました。
チラシより大きいハガキって初めて見ました!(^0^)


ラスト、コーション 公式サイト
by manic-friday | 2008-03-08 01:31 | ★映画 | Comments(0)
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