3年前に開始した「瀬戸内国際芸術祭」(現代アートの祭典です)が、今年第二回目開催とのことで、いい機会なので、普段訪れる予定がない島へ日帰りで出かけてみました。
岡山から瀬戸大橋線”マリンライナー”で坂出まで。
人生二度目の瀬戸大橋。海がキレイ~。
宇多津駅でアンパンマン列車が停車中でした。
坂出で予讃線・南風リレー号に乗り換えて、次は多度津で各停に乗り換えて詫間まで。
海沿いの線路で眺めが良いです♪
詫間駅で乗客がゴッソリ降りました。皆さん、行先は同じ。
秋会期中だけ駅前から無料のバスが出て、須田港まで。
降車場所から港まで3分くらい。
切符売り場で片道券購入。320円。
小さめの高速線に乗りこみます。
妙に家庭的な内装の内部でした。
15分ほどで粟島に到着~。
日本で島って来たことがないので(沖縄も未踏)、ジワ~ンと嬉しい。
左隅、竜宮城みたいな建物は下水処理場らしいです。
ちょうど見つけた”みとよバーガー”というのをお昼ご飯に。(この島は香川県三豊市)
三豊の食材を使用しているとか。
一般的なバーガーに、玉子サラダ、茄子の天ぷらが挟まっていて、モスバーガー的と言うか”日本のバーガー”って感じでした。おいしかったです。
食べ終えて、展示を見るため歩いて移動。
浮きをリサイクルして造られた猫の案内表示があちこちに。
NO.128 『漂流郵便局』が見えて来ました。
パスポートは持ってないので、現金で300円お支払して入館。
建物自体は以前本当に機能していた島の郵便局だそうです。
内部は色々な漂流物の展示や、この『漂流郵便局』に辿り着いたお手紙たちの展示。
意外にもなんだかシミジミと泣きそうになってしまいました。。。
ハガキ切手セットを買いました。
オリジナル50円切手2枚入り☆
中央の小柄な女性が、現代芸術家の久保田沙耶さん。
カメラを構えているおじいさんは、チラリと見えたのですがパスポートのスタンプがほとんど満欄!網羅されている。。。すごいなぁ!
No.126 『Subtle Intimacy』。女性芸術家の作品展示です。こちらも300円。
ガラスの中に植物が挟まっていて、とても不思議でキレイでした。
私が見た時は白い照明でしたが、青い照明とかでもキレイそうな気がしました。
かわいい色の建物、『粟島海洋記念館』。ここは入館500円。
向かいの停泊場所にあったこれは過去の作品?
日比野克彦氏の作品のひとつ ”一昨日(おととい)丸”。
海洋記念館の中では、瀬戸内海の海底を探査して拾い上げた物の展示などしてました。
この船の中には入れるようになっていて、ナウマンゾウの化石の展示がされてました。瀬戸内海で見つかったようです。
他に、『海の図書館』という、海関係の書物や絵本を集めて展示していたり、
『粟島製塩所』という作品は、実際に中へ入ることもできました。
瀬戸内海の海水から塩を精製して霧状にして吹き付けるという内容。
発想が面白いです。
海洋記念館の敷地内には長~いサボテンが数本並んでました。
『コッペサンド舎』は、古い教室を使った、料理研究家の坂田阿希子さんがプロデュースするカフェ。
午後は13時からの販売なので、30分前に向かったら既に10人の行列。
13時前に販売開始。
この椅子と机が懐かしすぎる~!
番号札で順番に呼ばれます。
持ち帰り用の耐油紙袋に入れてもらえました。(手提げはないので、入島時にもらったビニール袋を活用。)
後々船の中で広げたら、ああ~”おさかなサンド”の上のタルタルソースが落ちてしまいました・・・せっかく美しく作ってもらえてたのに。。。スミマセン。
上:あんバター、下:みかんマーマレードジャム&クリームチーズ。
コッペパン自体がけっこうしっかりした作りで(へんこつパンという三豊市内のパン屋さんのもの)、学校給食のパンよりも食べ応えがありました。
どれもハズレなく美味しかったです(^^)
ここを出て、小走りで港へ。
そんな急いでる間に、途中に見つけたもの・・・
道の脇に貼ってあった絵。これも現代アートに認定したい!
同じ作者と思われる第二弾。
構造とかめちゃくちゃな点に心奪われました。
(”アメトーーーク”の”絵心ない芸人”を思い出しました・・・)
13時25分発の本島行きの船に間に合いました♪
(中間にある高見島は断腸の思いで割愛 ;_;)
さらば、粟島。一部分しか見ることができませんでしたが、とてものどかないい島の雰囲気は味わえました☆
本島(ほんじま)へ移動です>>>その2に続きます。